セラピーキャンドル日記

アトリエえんどうまめの今季洋の日記です。

春分について。

春のろうそく作りの日のために
春分図を出してリーディングして
みています。

春分というは、トランシットの太陽が
ちょうど牡羊座0度になった瞬間です。

占星術上は
とても重要なポイントの
ひとつです。

そして、このポイントは
(あたりまえのことですが)
西洋占星術だけの世界で重視されている
わけではありません。

春分の日は、秋分の日とともに
国民の祝日ともなっています。

現行の仏教行事として
お彼岸ということで
お墓参りをする人も
多い時です。

どうして
この日にお墓参りをする
風習が確立したのか?

詳しくは私は知らないのですが
おそらく陰陽の中和点ということで
あの世とこの世の接合のポイントと言う解釈が
なされたからなのではないかと
思います。

つまりは
あの世との境界が接近するとか
あの世と相通じやすいとか
そういうような日。

この春分から
夏至にかけてというのは
春から夏への流れの中で
大地のエネルギーが
活性化して行く時。

陰陽の中和点から
陽の極みへと
向かう時、です。

春分点近くに
出生天体をもつ人たちを観察すると
その天体が持つ意味において
新鮮な元気にあふれている人が
多いですね。

それはあまりにも純粋で
わたしには
縄文時代の神々のエネルギーのように
見えたりもします。

「新しい あたらしい」と言う言葉の語源は
「荒々しい あらあらしい」にあるというお話を
思い出したりします。

春分は、
この世の中に
新鮮な活力のエネルギーが
目には見えないあちら側の世界から
劇的に流入する
そういうポイントなのだと思います。




Last updated 2007.02.21 09:03:40