セラピーキャンドル日記

アトリエえんどうまめの今季洋の日記です。

ノアの箱舟の鳥の色。

旧約聖書に、ノアの箱舟のお話しがあります。
大洪水を生き延びる、お話しです。


その中に、洪水が引いたかどうかを、
ノアが、鳥を使って、確かめる場面があります。


「四十日の後 ノアはかねて作ってあった箱舟の天窓を開いた。ノアは水がひいたかどうかを見ようとして烏(からす)を放った。烏は水が地の上で乾ききるまで行ったり来たりしていた。彼は地の表から水がほんとうに引いたかどうかを見るために鳩を放った。しかし鳩はその脚(あし)を休める場所が見つからなかったので、箱舟のノアのところへ帰って来た。まだ水が全地の面(おもて)にあったのである。ノアは手を差しのべて鳩を捕え、箱舟の自分のところへもどした。それからなお七日待ってノアはふたたび箱舟から鳩を放った。鳩は夕方になってノアの所へ帰って来たが、見よ、その口には新しいオリーブの葉をくわえていた。ノアはそれによって地から水が引いたことを知ったのである。ノアはさらに七日待ってまた鳩を放ったが、もうふたたびもどっては来なかった。」

旧約聖書 創世記』 関根雅夫訳 岩波文庫より引用。



ここに鳩の色彩は
白色と書かれているわけでは
無いのですが


烏(からす)の黒色と対比して
白色の鳩は連想として
出てきやすいと思います。




Last updated 2010.10.06 10:16:03